もうすぐ100歳
20年ほど前、私が義歯を作った患者さん。
もちろん、金属床の鋳造、排列、重合等々、技工もすべて自分で行ったので、細部まで記憶しています。
途中、残存歯2本のうちの1本を失い、修理。その後痛みも無く、安定良し。
食事も問題無し、とのこと。
唾液分泌量が若干減少したため、外している時間が増えた様子。
患者さんの体型や咬合力、食の好みや噛み方、趣味・嗜好を含めた生活習慣を総合的に判断して義歯は設計すべき。
よくある「最新〇〇義歯、◎◎式デンチャー……」のように、入れ歯に体を合わせてはいけません。