インプラントと入れ歯、どちらがいいの?

歯を失った後の治療法には、大きくわけてブリッジ、入れ歯、インプラントがあります。
この中で、よく「インプラントと入れ歯はどちらがいいの?」という質問を受けます。
答えは「ケース・バイ・ケース」です。

インプラント

片方が優れていて、もう一方が劣る、という事はありません。
個々のケースによって、どちらを適用した方がベターかは異なります。
当院で最初にチタン合金製のインプラントを応用したのは20年前になります。患者さんの自己管理と医院サイドのメインテナンスを確実に行う事で、旧式のインプラントでも長期間機能しています。
現在は、ドリルをほとんど使用しないで、上顎洞のソケットリフトが可能となりました。

要するに、抜けた歯を補う事と同時に、残った組織を健全に保つ為にはどうしたらよいか?と考えればよいのです。
残った歯をインプラントで守るケースも有れば、義歯で歯周病の歯を固定・保護し、顎の位置を正すケースもあるのです。

インプラントも入れ歯も、どちらにも良い点、悪い点があります。
但し、最近では入れ歯のよい部分が忘れられる傾向にあり、同時に、入れ歯に力を入れる歯科医師と技工士さんも減少しているのが現状です。

「私には何が適しているのか?」を広く、多角的に判断してください。

そのためのご相談はいつでもさせていただきます。
当院の取り組みを実際の症例でご説明します。

症例1 歯を守る部分入れ歯・片山式K.K.K.装置

症例1 歯を守る部分入れ歯・片山式K.K.K.装置

主訴は下顎両側奥歯の部分入れ歯が合わない事。

症例2 折れた歯を保護し、守るインプラント

症例2 折れた歯を保護し、守るインプラント

籾山歯科医院で行った症例。左下奥歯にインプラントを用いる事で、折れた歯を保護し、噛み合わせ、咀嚼機能も回復しようと決断。

症例3 手直しで長く使おう!部分入れ歯のリフォーム

症例3 手直しで長く使おう!部分入れ歯のリフォーム

主訴は歯周病の進行による歯肉出血、歯の動揺、義歯が合わず上手く食事が出来ない事。一度しっかりとした部分入れ歯を作り、きちんとメインテナンスしていると、残った歯にトラブルを生じた場合でも、最小限の処置で対処する事が可能です。

症例4 顎関節症を入れ歯で治す・治療用義歯と片山式K.K.K.装置

症例4 顎関節症を入れ歯で治す・治療用義歯と片山式K.K.K.装置

主訴は上顎前歯部のむし歯治療と下顎義歯製作